一面の銀世界、雪見露天風呂、あったか鍋料理…
冬の雪国の魅力は語り尽くせませんよね。
しかし! 雪国ならではの悩みどころといえば… そう、車の運転です!
毎朝の雪下ろし、凍結した路面でのヒヤヒヤ運転、 予期せぬトラブル…
「雪さえなければ…」 と思ったことがある方も少なくないのではないでしょうか?
時にはマイナス10度を下回る厳寒の中で、どうやって車を守り、安全に走らせればいいのか。
でも、ご安心ください!
適切な準備と心構えがあれば、雪道だって怖くありません。
今回は“雪国での車の必需品”を徹底解説いたします!
「毎年、冬になると憂鬱…」と感じている方も、この記事を読めば、 安心して冬を迎えられるはず!。
ぜひ最後までお付き合いください。
雪国の車の必需品はどんなものがある?
車の雪対策カバーでボディを雪や氷から守ろう
冬に車に積んでおくと便利なものは?
雪の日の運転で準備すること
雪国の車の必需品はなに?

雪の日、車に積んでおくべきものは?
車の雪対策カバーはどれがいいですか?
雪国でのドライビングを、安全かつ快適にするための「必需品」をご紹介します。
雪道を走行する際に必要な知識と準備を、しっかりと身につけましょう。
雪の日、車に積んでおくべきものは?
- タイヤチェーン
坂道や凍結した道路のように、スタッドレスタイヤでも滑るような路面状況に備えて、必ず積んでおきましょう。
雪道でのグリップ力を高め、安全な走行を可能にします。
急な積雪にも即対応できるよう、チェーンは取り扱いに慣れておくと良いでしょう。 - スノーブラシとアイススクレーパー
車の窓やライトに積もった雪や氷を迅速に取り除くためには必須です。
視界の確保は安全運転の第一歩です。 - ショベル
車が雪に埋もれてしまった場合に備えて、ショベルを用意しておくと便利です。
タイヤ周りの雪を除去して、脱出を助けます。
コンパクトな折りたたみ式のものを選ぶと、車内でも場所を取らず便利です。
氷を砕いて取り除く場合に備えて、プラスチック製よりも、金属製のものが強度がありおすすめです。 - 牽引ロープ
万が一、スタックしてしまった場合に備えて。近くの車や救助車両に引っ張ってもらうのに役立ちます。
自分の車の牽引フックの位置、カバーの外し方も確認しておきましょう。 - 三角表示板
スタックからの脱出作業や事故発生時に、後続車に注意を促すために必要です。 - 脱出マット
タイヤが空回りして動けなくなった時、タイヤの下に敷くことで簡単に脱出できます。
収納時にかさばらないよう、折りたたむタイプや、丸めて収納できるタイプがおすすめです。
\ スタックから安全に脱出するには、こちら! /

7. ブースターケーブル
バッテリーが上がってしまった時に、他の車から電気を分けてもらうために使います。
雪が邪魔で近づけない場合もあるので、4m以上のものを用意すると良いでしょう。
8. 解氷スプレー
フロントガラスや窓に付いた氷を短時間で溶かすことができるスプレーです。
急いで出発したい時に非常に便利で、車内のデフロスターを使う時間を短縮できます。
9. レインコート
雪が降る中で作業する場合、傘をさしていると片手が使えません。
レインコートを着用して作業すれば両手が自由に使え、作業効率が格段にアップします。
10. 長靴・手袋
雪道での作業や、万が一雪道で立ち往生してしまった場合に備え、車内に置いておくことをおすすめします。
特にゴム手袋は、手が濡れることを防ぎ、滑りにくく、雪かき作業を快適に行うことができます。
下に軍手をはめて二重にすると、防寒にもなります。
11. 任意保険証
スリップして事故を起こしてしまった、自動車が動かなくなってしまって救援を呼びたい。
そんなときにすぐ連絡が取れるよう、取り出しやすいところに置いて、連絡先なども確認しておきましょう。
12. 防寒具と毛布
万が一の停車時に体温を保つために。特に長時間車内に留まる場合、風邪をひくのを防ぎます。
13. 非常食や飲料水
長時間の立ち往生に備えて。エネルギーバーやナッツ類がおすすめです。
これらのアイテムを車に常備しておけば、雪の日のドライブでも安心して外出することができます。
安全を第一に考え、しっかりと準備を整えて冬のドライブを楽しみましょう。
車の雪対策カバーはどれがいいですか?
雪対策カバーを使用することで、車を雪や氷から守り、冬の厳しい気候の中でも安心して車を使用することができます。
愛車を長持ちさせるためにも、ひと冬を快適に過ごすためにも、ぜひ準備してみてください。
雪対策カバーには、様々な種類があります。
車のフロントガラスやウィンドウにしっかりと固定できて、風で飛ばされないように取り付けられるものにしましょう。
・フロントガラスカバー
フロントガラスとワイパーを雪や氷から守る専用カバーです。朝、霜取り作業に時間を取られることなく、すぐに出発できるようになります。
凍結防止に効果的で、価格も比較的リーズナブルです。
・ハーフタイプカバー
車体の上半分を覆うタイプ。
積雪量の少ない地域や、短時間の駐車に適しています。
・フルカバータイプ
車体全体を覆うタイプ。
積雪量の多い地域や、長時間駐車する場合におすすめです。
雪国の車の必需品はなに?│便利グッズや準備


冬に車に積んでおくと便利なものは?
雪の日、車でやるべきことは?
冬場の厳しい気象条件の中でも、安心してドライブを楽しむためにはしっかりとした準備が必要です。
冬に備えた車の便利アイテムや、ドライブ前のチェックポイントをご紹介します。
冬に車に積んでおくと便利なものは?
快適に、安全にドライブを楽しみたい!という方のために、 “あると嬉しい” 便利グッズをご紹介します。
- 車内用ハンガー
雪で濡れたコートや手袋を床に置くのは抵抗があります。
ハンガーがあれば干しておくのに便利です。 - 使い捨てカイロ
作業で冷えた手足の保温に効果的です。 - ビニール袋
雪で濡れた傘や衣類といったものを、まとめて入れておけます。
少し大きめで厚手のものにすれば、靴にかぶせて簡易レインブーツにすることもできます。 - シガーソケット充電器
スマホや携帯電話の電池が少なくなってきても、カーバッテリーから充電できます。
緊急時に連絡を取るために、常にが使える状態にしておくことは重要です。 - LED懐中電灯と予備の電池
夜間や悪天候時の視界確保や、他の車への合図に使用できます。
一部を照らすだけでなく、周囲も広く照らせる機能付のものにしましょう。
雪の日、車でやるべきことは?


雪の日に車を使用する際には、予測される様々な状況に対応できるよう慎重な準備と行動が求められます。
雪の日に車を利用する上で、やるべき基本的なポイントをいくつかご紹介します。
1. 車の点検・整備
事前にバッテリーやブレーキ、タイヤの状態を確認し、冬用のスペックに適したものが装着されていることを確認してください。
スタッドレスタイヤの溝の深さは十分か、タイヤチェーンの装着準備も忘れずに。
2. 車間距離の確保
雪道では制動距離が通常よりも長くなるため、前方車両との車間距離を十分に取ることが重要です。
スリップしてコントロールが効かなくなる、などの緊急事態にも対応できる余裕を持ちましょう。
3. 急発進・急ハンドル・急ブレーキは厳禁!
スリップやスピンを起こしやすくなるため、 車両の動き出し、方向転換、停止は、 ゆっくりと、スムーズに行いましょう。
4. ヘッドライトの活用
雪が強く降って視界が悪化しやすい場合には、昼間でもヘッドライトを点灯し、周囲からの視認性を高めます。
ヘッドライトスイッチを、AUTOから強制点灯に切り替えましょう。
5. ガソリンは満タンに
燃料を十分に補給しておきましょう。
立往生に巻き込まれてしまった場合、燃料が頼みの綱になります。
半分近くになったら、小マメに満タンにするクセをつけるようにしましょう。
6. 靴の雪を落とす
車に乗る前に、靴についた雪をしっかりと落とすことを習慣にしましょう。
アクセルやブレーキペダルを踏むときに、滑ってしまうと思わぬ事故をまねきかねません。
7. 道路情報と気象情報の確認
出発前に道路状況や天候を確認し、無理な運転を避けるための判断を行いましょう。
坂道や田舎道を避けるなど、必要に応じてルートを変更することも考慮しましょう。
8. 時間に余裕を持つ
雪の日は、迂回を余儀なくされるなど、通常よりも移動に時間がかかります。
余裕を持った出発時間を設定し、慌てずにゆっくりと安全を優先した運転を心掛けてください。
雪国の車の必需品│総括
雪道ドライブは、美しい雪景色を眺めながら楽しめる反面、路面凍結や積雪によるスリップ事故、視界不良、バッテリー上がりなど、危険と隣り合わせの側面も持ち合わせています。
しかし、しっかりとした備えがあれば、安全かつ快適に、冬のカーライフを楽しむことができます。
雪道ドライブを安全に楽しむためのポイント!
- 安全性を高める装備
スタッドレスタイヤの装着は絶対条件
スノーブラシ、アイススクレーパーなどの除雪用具
タイヤチェーンや滑り止め用品の常備
視界確保のための解氷スプレー - 緊急時対応グッズ
折りたたみスコップや牽引ロープ
バッテリーが上げってしまった時のブースターケーブル
携帯食料、飲料水、毛布などの防寒具 - 車両保護と快適性向上アイテム
自動車を雪や氷から守るボディカバー
シガーソケット充電器でスマホを充電
雪道での運転は、予期せぬトラブルが発生する可能性もあります。
「備えあれば憂いなし」の精神で、万が一の事態にも落ち着いて対応できるよう、車の準備と心の準備をしっかりとしておきましょう!